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2025年、サステナビリティ関連財務開示が“制度対応”から“経営戦略”へ

(記事にはプロモーションが含まれることがあります。)  

 

ISSBとSSBJの両基準を一体で理解する。

いま企業が最も知るべき「次の一手」を、実務の視点で整理します。

 

2025年、サステナビリティ開示は新たな段階へ。

ISSBはIFRS S2号の修正を年内には最終化する予定です。SSBJも日本版基準を3月に発表したものの、年内に改正の公開草案を予定しています。

制度の整合を図るこの動きは、単なる“更新”ではありません。それは、企業が「開示体制を再構築し、信頼性を競う」時代の幕開けです。

 

経理・サステナビリティ部門の会議で、こんな声は出ていませんか?

  • 「どの改訂案に合わせればいいのか分からない」
  • 「ISSBの資料は読んでも、日本版との違いが見えない」
  • 「教育的資料が増える一方で、現場の行動が止まっている」

ISSBやSSBJは教育的資料、ウェブキャスト、補足文書、ハンドブックなど多くの支援情報を公開しています。

しかし、それらは点在し、重複し、翻訳が追いつかない。結果、どの基準を前提に準備すべきか不明確なまま時間が過ぎ、対応が部分的にとどまっています。

いま、多くの企業が「情報の断片化」という見えない壁に直面しています。

 

ISSBの教育的資料は英語で、内容も専門的。ウェブキャストも頻繁に発信されています。一方で、SSBJはISSBの教育資料を翻訳・再構成した「補足文書」を急ピッチで整備中。

しかし、そのすべてをカバーできているわけではありません。この“時間差”と“言語の壁”が、現場の判断を鈍らせています。個別資料の追跡だけでは、制度全体の意図を見通すことができません。

1カ月の遅れが、翌期の信頼性を1年遅らせる。改正期の対応は、単なる「情報整理」ではなく「説明責任」の構築そのものです。

 

本セミナーでは、ISSBとSSBJの制度改正・導入支援情報を一体的に整理するとともに、未翻訳の国際支援情報を含めて、制度の意図と構造を俯瞰的に解説します。

単なる情報の整理ではなく、制度変化を“実務の設計図”として使いこなすための理解を深めます。

 

セクション1「ISSBの基準開発状況」

IFRS S2号修正案の論点整理、SASBスタンダードの改正動向を俯瞰。

セクション2「ISSBの導入支援の理解」

教育的資料・ウェブキャストを「使える知識」として再構成。

セクション3「SSBJの最新動向」

日本版基準の改正見通しと、制度整合の方向性を読み解く。

※内容は最新動向に応じて一部変更となる場合があります。

 

このセミナーは、次のいずれかに当てはまる方に向けたものです。

  • 経理・財務・IR・サステナビリティ部門の責任者・実務担当者
  • 開示方針や体制整備を検討中の管理職層
  • 未翻訳の国際支援情報を実務に活かしたい担当者
  • サステナビリティ情報の信頼性確保に関わる内部監査部門・監査役等
  • 経営層への報告・助言体制を強化したい方

 

制度を“読む”だけでは、競争に勝てない。変化を“動かす”側に立つための知識を、今、手に入れるときです。

3時間で“全体像”を理解できるこの機会を、どうぞ逃さないでください。

(オンライン・会場併用)

 

P.S.
オンラインでも十分に学べます。もし可能であれば、会場での参加を強くお勧めします。

セミナー後、講師や他社の実務担当者と直接言葉を交わせる時間は、資料では得られない“本音のヒント”が生まれる瞬間です。

ただし、会場のお席は限られています。どうぞ今すぐ、あなたの席を確保してください。

GICS義務撤廃がもたらす開示制度の静かな革命——形式の終焉と実質の時代前のページ

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