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過去の記事一覧
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サステナビリティ開示基準、英国が示した制度設計の「大人の知恵」
2025年7月、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がSASBスタンダードの改正に関する公開草案を公表しました。これは、国際的な適用可能性を高めるための…
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サステナビリティ開示義務化の「適用除外」が招く新たなリスク
2025年7月17日、金融審議会の「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」が公表した『中間論点整理』は、日本企業のサステナビリ…
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気候監査の静かな革命:数字が語らない監査実務の質的転換
日本の気候監査は、表面的な統計では捉えきれない本質的な変革を遂げつつあります。2024年7月から2025年6月までに提出された有価証券報告書における分…
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バリューチェーンとリスク・機会識別の「逆転パラドックス」
ISSBおよびSSBJが定めるサステナビリティ開示基準は、「企業の見通しに影響を与えると合理的に見込み得るサステナビリティ関連のリスク及び機会」の開示を企業に…
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シングル・マテリアリティという名の罠:ISSB・SSBJ基準に隠された二重構造の真実
企業のサステナビリティ開示を取り巻く環境には、表面的な理解と実際の制度設計の間に深刻な乖離が存在しています。ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)とSSB…
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会計不正の「見えない手」を暴く—構造思考が拓く内部監査の新境地
企業の会計不正を「うっかりミス」や「個人の資質の問題」として片付けてしまう時代は、もう終わりを告げたと言えるでしょう。現実は、もっと根深いところにあるのです。組…
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IFRS S2が描く「新・排出量開示の設計図」──GHGプロトコルからの静かな決別
温室効果ガス(GHG)排出量の開示制度は今、根本的な転換点を迎えています。長らく企業のサステナビリティ情報開示を支配してきたのは、世界資源研究所(WRI)と持…
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語る企業と沈黙の監査人:サステナビリティ開示時代の会計監査の致命的欠陥
国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)や日本のサステナビリティ基準委員会(SSBJ)による開示基準の公表により、サステナビリティ関連財務開示はグローバルか…
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「ガバナンス開示」は、誰のために、何を語るのか
経営陣に対し、事業の中核にある重要なリスクと機会の源泉を識別するように促していない取締役会は、その職責を果たしたと言えるのだろうかカナダ年金基金(…